SE(しがないエンジニア)のブログ

IT技術ネタ(クラウド・セキュリティ周り)が中心です!他雑記(お馬さん 他いろいろ)もあり。

平成のIT(主にGAFA(M))を振り返る

もう少しで平成も終わり

30年という長いようで短かった「平成」という時代も終わりです。と、ふと思ったのですが世界で元号という制度が根強く生きているのは日本くらいなのではないか?と思いこんな記事を読んでみました。

toyokeizai.net

よくよく考えてみると、元号にこだわらず西暦で統一すれば元号対応とかも必要なくなるのにな、、と。とはいえ、これで経済の恩恵を受ける企業も多いとは思うので良くも悪くも廃止する理由が明確でなければ元号は生き続けるという結論なのですが。

そんな「平成」に生まれた巨大IT企業といえば

ここ数年で良く見かけるようになった「GAFA(M)」というキーワードですが、Mは言わずと知れた「マイクロソフト」です。マイクロソフトは1975年に設立しているのですがその他「GFA」(1つ目のAはApple?)は実を言うと「平成」になってから生まれたIT企業なのです。Amazonが1994年・Googleが1998年・Facebookが2004年。たった、15~25年で世界を代表する企業に生まれ変わりました。

世界時価総額ランキング2019 ― World Stock Market Capitalization Ranking 2019

1点目のAmazonですが依然強いAWSが成長し続けているのかと思いきや広告系のビジネスが伸びているのですね、これは意外でした。GoogleFacebookにも共通することなのですが巨大なプラットフォーム基盤をもつ企業の広告効果たるや絶大なものです・・・・。

世界最強のネット企業、Amazonで成長している事業トップ5をご存知ですか? | BUSINESS INSIDER JAPAN

2点目のGoogle・3点目のFacebookに関してはやはり「広告」分野が強いということで。Googleは検索サービスという基盤、FacebookSNSという基盤を武器にこの2強時代は当面続きそうな感じです。

Google vs. Facebook! 出揃った巨人2社の決算を比較:ヒートアップするネット広告2強時代 | DIGIDAY[日本版]

AのAppleとMのマイクロソフトも平成以前に生まれている企業ながら未だ地位を継続して確立しているのは人々にとってもう生活から切り離せない存在だからでしょうか。しかも、Mのマイクロソフトは現CEOに代わってからの成長が目まぐるしいものがあります。Azureの急成長・Officeサブスク化の大ヒット・システムのオープン化等、GAFAの勢いを凌ぐものになっています。眠れる巨人マイクロソフトの復活といったところでしょうか。

newspicks.com

平成はGAFA(M)のような世界的なIT企業の台頭で30年程、とてつもない成長を見せてきました。

「令和」にはどんな企業が生まれるのか?

前述したGAFA(M)の影響もあってか日本も多くのスタートアップ企業が生まれ、第二のGAFA(M)が令和時代には日本から生まれるかもしれません。

blogos.com

日本にとってこれはネガティブな記事ではありますが、ITに対する教育の舵取りが変わり柔軟な発想をもった若い世代の方々が未来を創るかもしれません。そんな思いを日本人のしがないエンジニアのおっさんは遠い目で見ております。(笑)

明日から元号が変わり、私自身も気を引き締めて頑張らないと!と思う次第です。