Microsoft Ignite The Tour Tokyo に参加しました Day 1
Microsoft Ignite The Tour Tokyo とは?
前身は Tech Summit と呼ばれるイベントで有料だった(de:code と同じくらい?)のに対して今回の当イベントはなんと無料!でした。
Microsoft Ignite The Tour 2019-2020
国内では東京以外にも今後大阪で開催されるとのことで東京の回を逃した、または関西在住の方は大阪の回に参加してみてはいかがでしょうか?
Day 1 まとめ
では、早速!1日目(も2日目)もスケジュールの開始が9時だったので9時前に現地にたどり着いたところ、受付は既に長蛇の列が・・・・夏頃に行ったGCPの催しも同場所の開催でしたが、人のごった返し方は似たような感じで。とまぁ、無事済ませて Hub エリアへ移動、しっかりとした朝食が準備されていた為、おいしく頂きました。
その後はセッションへ移動、メモしたことをざっくりと記載していきます。と補足ですが本家 Ignite でもお話のあがった MCP 無料受験に関してのつぶやきはこちら。
MSLearn のブースが結構大きく取られてた❗️Tour参加者の180日以内MCP無料の説明もこちらで確認🙂#MSLearn #MSIgniteTheTour pic.twitter.com/lRjmVBgzXW
— 社内SE犬(一匹情シス) (@btsn3940) 2019年12月5日
THR30009 - 新しい Chronium ベースの Edge について IT Administrator が知っておくべきこと
・新しい Edge は OSS の Chronium ベースであり、Chronium ベースの他ブラウザとしては Opera や Vivaldi、Blazor などが挙げられる。
・レンダリングエンジンには Blink + V8 を使用(下記1年前の記事ですが参考資料で)
・中身はほぼ Chrome と同じ、Webプラットフォームの互換性の拡大に繋がる。
・Microsoft はここ数年、OSS と良好な関係を築いており、今回の当施策もその一環と言える。
・関連する GPO(Group Policy Object) は200以上ある!?
・半年に一度程度の更新なので対応するべきインパクトは弱まる
・IEモードもある
DEP10 - Windows 10 Enterprise と Office 365 ProPlus を選ぶ理由:セキュリティ、プライバシー、優れたユーザー エクスペリエンス
・実現目的
➡エンドユーザの生産性を高める
➡組織のデータやデバイスを保護する
・最高の生産性+最高のセキュリティ+最小のコスト
・各ツールの紹介として Configuration Manager や Intune、Desktop Analytics、Auto Pilot が紹介。
・セキュリティを高めるためにはユーザとIT管理者の間に隔たりがある(あるある)
➡これをなるべくなくす為の環境を Windows と Office で実現する
・各デバイス間でタイムラインの共有が可能、またAI機能の強化。
➡生産性の向上を目指しAIの機能を利用することにより価値の高い業務に集中することができる!
➡どんなデバイス(PC or Mac・タブレット・スマートフォン)でもどんなところでも働けるということが今のご時世
・モバイル Office で表を写真撮影すると Excel で表にしてくれる
・Windows Update が生産性を阻害する、2つの機能を追加することにより回避。
➡最大7日間の一時停止
➡アクティブ時間の変更
・Windows Defender ウイルス対策は競合より優位な検出率
➡ランサムウェアの対策機能は Windows 10 で標準搭載
・診断データの重要性
➡テクニカルサポート前に診断データで解決することも!?
➡個人や組織のデータを吸い上げているわけではない
➡今後の製品開発にも役立てている
➡機能廃止や階層の深いところに行くことも?
・診断データのビューアとして Diagnostic Data Viewer がある
Diagnostic Data Viewer を入手 - Microsoft Store ja-JP
・Windows 7 の延長サポートがあるけど、やはり推奨は Windoes 10 へのアップデート。
AFUN20 - Azure ネットワークの基礎
当セッションはメモがあまりまとまってなかったので割愛で・・・・主だった内容としては Azure のリージョンの数、展開している国数、Vnet・VPN(P2S・S2S・ExpressRoute)の話、他にサービスである「Azure CDN」・「Azure Traffic Manager」・「Azure Front Door」等の紹介がありました。CDN に関しては先日の台風の際の河川映像をMS社員の方が CDN で閲覧できるようにした例をあげてプチハンズオンを行ってくださいました。
MOD30 - クラウド インテリジェンスで Web アプリケーションを拡張する
・ある Web サイトに画像の検索機能を影響なく拡張するというハンズオン
・Serverless の概要
➡サーバーの抽象化
➡イベント駆動型/インスタントスケール(これは新しい!)
➡マイクロ課金(Micro Billing)
・Event Grid、Event Hubs、Service Bus は使い分け。
Azure メッセージング サービスの比較 | Microsoft Docs
・Storage Explorer をオススメしていた
・Logic Apps はコネクタが非常に多い、if 文が書ける!
と畠山様の話が流れるような感じで引き込まれてしまったのでメモは少なめでした。この辺は将来的に Azure で Web アプリケーション開発をすることになれば実践したいところです。
JAZUG によるコミュニティポップアップでの LT
ここから1時間程はコミュニティポップアップに滞在しておりました。
終始和やかな感じで進んで JAZUG 感が出ている LT 大会でした。来年も同様のイベントがあったら参加してみたいなぁ、とちょっと思いました!
BRK30016 - 次の更新プログラムを先取りするために Microsoft Insider Program を使用するメリットと使用方法をご確認ください。
・Insider Program には Windows, Office, Edge が含まれる。
・ホームユースのイメージが強いが実はビジネスユーザも利用可能
・誰でも参加可能!
・8万もの組織が参加している、Windows だけでなく Mac も!?
・「insider.microsoft.com」
・なぜ、Insider に加入するのか?
➡将来を見据えた準備
➡アプリとインフラが期待通り動作するかを確認できる
➡更新後に起こりうる社内の問題をいち早くキャッチアップできる
➡早くから機能を利用できる
・過去にドライバ関連で特定の企業からクラッシュデータが多量に送られてきたことがある(98%はOKだが2%はNG)
・日本語のフィードバックは Translation される
・Windows Insider Fast(~毎週更新)⇒Windows Insider Slow(~Fastで検証されたものが毎月更新)⇒Release Preview(~リリース直前のOS更新やドライバを提供。6ヶ月間隔。)
・Windows に流れがあるように Office にも流れがある
・Office の Insider で xlookup 関数が先行利用できる例があった
・2020/1/15 に Chronium ベースの Edge がリリース
・Microsoft E3とE5は Desktop Analytics を利用できる
・リングの利用範囲目安は IT & Dev Staff⇒Power Users⇒Entire Organization
・フィードバックは Win + F キーで可
・1903からの機能でクリップボードをパソコン間で共有できる機能が加わった
Windows 10 の「クリップボードの同期」とは - パソコン用語解説
Day 1 はこんなところで!