情シスはどう評価されるのが理想か?
昨日(9/21)に情シスのイベントに参加
connpass では「ある技術」に対してのもくもくや勉強会等は多いのですが、「ある職種」にフォーカスをあてたイベントが少なめ(自分が知らないだけ?)な中、自分自身が担当している「情シス」に関してのイベントに参加しました!(@浅草)
ちなみに、同じコミュニティの過去イベントで「情シス」の実態をとてもよくまとめて下さっている方がいらっしゃったのでそちらのリンクも貼ります。
全然関係ないネタですが先日始めた「ドラクエウォーク」で浅草を散歩するとおみやげがGETできます、初ゲットでした。笑
LTがメインで進行
LTが4本立てという構成がメインで進みました。お題は「俺の、私の自慢話聞いて!労ってもらえない情シスに拍手を!」です。このタイトルから既に賛同してしまう感。
司会進行されていたしのもりさんがトップバッターでした。今、巷でホットなRPAの話です。オチはここに書いてしまうとアレなので書かないですがRPAは万能ではない!というところから始まり、ただ、使いどころを間違わなければ絶大な効果を発揮する、という内容でした。結末はいかに・・・・自社の場合でもRPAを導入したいという流れは少しずつ起きてはいるものの結果、プログラムやロジックを書くのは私(一人)になりそうで。ある企業さんによっては情シスは導入のPMで率いてプログラムはユーザ部門が書くという例もありました。まさしく理想です。
RPAの導入・運用の注意点|よくある失敗例・改善ポイントを解説!|ITトレンド
続いては hikky さん、お題に沿った感じで「メチャクチャな要望を乗り越えたけどそれを評価してほしい!」という内容でした。hikkyさんが今まで経験したフィクションな内容が並べられてましたが、割と過激な内容が多くて会場に和やか(?)な笑いが発生していました。よく界隈で聞くブラックな話に似通ったものだったので「こんなことも世の中あるんやなぁ(遠い目)」という感じで聞いていました。それに比べたら自社は色々とホワイティーに感じました。。:-)
情シスあるある 障害対応編:情報システム部門のリアル:エンジニアライフ
3番手は _john_doe_ さん、情シスのチームビルディングのお話でした。小規模だった企業が急成長した際にありがちな「整理のできていない状況」をどう乗り切るかということで参考になる意見が多かったです。Redmineで要望管理をしたりするところは自社にも似通ったところがあって親近感が湧きました。Redmine(に限らずプロジェクト管理ツール)は試行錯誤の連続ですが上手く運用に乗ればオープンソースですし本当に費用対効果の高いツールだと思います。
4番手はイチロヲさんでした。なぜか、情シスの勉強会だったのに営業をやっているという異色?の方でした。会場の配信がNGだったこともあり詳しい内容は記載できないのですがとにかくプレゼン上手でした。LTをされた4名の方全員に共通していたのですが皆さんプレゼン能力に非常に長けており、羨ましい限りでした。
LTを受けてのグループディスカッション(私自身の意見も兼ねて)
4本のLTを受けた後のディスカッションはほぼフリートークだったので本日のお題に沿った形で「情シスはどう評価されるのが理想か?」という内容で盛り上がりました。
・情シスは明確にこれができたら、という基準が無く評価が難しい。
➡実際に評価できている会社さんもあるのかもしれないですが、対応している業務も広すぎてどこを評価すれば良いのか、という評価軸を定めるのが難しい。
・IPA他、有名な団体が評価の大まかなガイドラインを示してくれていると嬉しい。
➡結局は自社にフィットした形に落とし込む必要があるのですが、有名な団体が情報を発信していると説得力はとても高いので・・・・。
・明確な成果物というコミットメントというよりは仕事一つ一つの結果に対するプロセスを重要視してほしい
➡ベンダー利用している企業の場合はそのベンダー折衝でどう成功に導いたか、とか。転職の際にも「ベンダーとの折衝経験」が求められたりするのがその1つなのかなと思います。
➡ヘルプデスク業務における人とのコミュニケーション(≒信頼関係)やそのナレッジの蓄積もそれに該当すると思います。
➡他、挙げたらキリがないですが、やっている業務が幅広い分成果物のコミットメントよりはそのプロセスを重視した方が良いのかと。(とはいえ「コスト削減」や「○○導入」等、ゴールが明確なものもあるのでそのバランスは難しいですが。。)
・やはり、給与ややりがいを含めて本人のモチベーションに繋がるのが理想。
振り返っての個人的な活動 etc...
2019年からではありますが、情シスをやっている身として活動の方針を(割と大幅に)変えてみました。ちなみに、Twitter でフォローしている方で Qiita にとてもためになる良記事を挙げて下さっている方がいらっしゃるので共有しておきます。
ブログでアウトプットするようになった
3月頃から開始しました。理由としては情報INするばかりでOUTする場を持たなかった為です。割と話題にはなっていると思いますが「東大○○」シリーズ(作文も読書も読了しました)でもアウトプットは推奨されています。純粋にTipsを分かりやすく共有したいところもありますが、その分かりやすくは情シスをやっている身としては仕事にも繋がるところがあるので良い循環かなと思ってます。ひとまず、100記事アップが目標です。
技術書(技術書以外も)を割と読み漁るようになった
ライフスタイルの変化もあり、技術書を読む時間は大分減ってしまったのですが変化を言い訳にするとこれからのエンジニアとしての人生に危機感が芽生えてしまうので読むのをボチボチ再開し始めました。会社のお昼休みはボッチなことが多いので自席で Kindle を使って読むことが多いです。ちなみに、最後の5分はほぼ毎日睡眠をとるように心がけています。これは下記の本を参考にしています。
ただ、技術書もINしただけでなく1点目に挙げたようなOUTをしてこそ自分自身の身になると思います。(「読んで満足」ではなくて)
Twitter・LinkedIn・connpass
今回のイベントも connpass で知ったのですが、やはりSNSで情報をキャッチアップしていかないと新しい情報も拾い切れません。
➡言わずと知れたSNS。気になる方々をフォローさせて頂き、最新の技術情報他をキャッチアップするようにしています。クソリプも含めて楽しんでいます。
・LinkedIn https://www.linkedin.com/
➡転職のイメージが強いSNSではありますが、私の場合はビジネスの動向を把握するようにしたり、イベント情報がないかをキャッチアップするようにしています。
・connpass https://connpass.com/
➡セミナーに参加する場合は基本このサイトを利用しています。他にも幾つかあるとは思いますが使い勝手もよく良質なセミナー(グループ)が多い気がするので。
登壇(LT含む)・DevRel
登壇(LT含む)
前述の Qiita の記事にも書かれているのですが登壇活動はアウトプットの中でもかなり効果の高いものなのかなと思います。受け手にリアルタイムに聞いて頂くことを始めとし、かつ、資料を作成する過程は受け手のことを考えつつ自分自身の知識の整理にもなります。以前のブログの記事でも上げておりますが第一弾としてMOTEX様の事例発表会を10月に控えております。
コミュ障なところもあり、こういう機会を得るのには今まで消極的だったところもあるのですが、今後のエンジニア人生を楽しむ為にも今後は(もっと知識を付けてですが)積極的に参加するようにしたいと思います!
DevRel
今回の「評価」というところにも繋がるような活動として何をしていこうかと思い、今悩み考えているのがこの「DevRel」です。少々古めの記事ですが下記のサイトが参考になります。
最近よく聞く「DevRel」ってなに? | 株式会社ユーティル
私自身はエバンジェリストでも何でもないのですが色々なコミュニティやイベント(≒アウトプット活動)の場を通して自社や自分自身を知って行って頂けたら良いなと考えております。ちなみに、この言葉に関連するイベントとして直近、以下のイベントに参加します。
結果、色々なアウトプット活動のプロセスを踏んでいる中で「評価」に繋がっていけば最高だなぁ、、と。(いう妄想でした)
本題に戻り、イベント後の飲み会でのお話を含め、改めて情シスとしてどうやっていくべきかという良い指針になりました、開催してくださった運営の皆様、有難う御座いました!