Azure App Serviceを利用してWebサイトの公開をする
明日、Webサイト公開してや!
1ヶ月ぶりに登場のぼく君。もうキャラとして忘れられている可能性もありますが、ある日の会社でのやり取り。
社長「明日までに会社のホームページを公開したいんじゃ!」
ぼく君「(草ァ!サーバの契約やら何やら考えたらすぐに出来るわけないやろ。。)」
ぼく君「はい!頑張ります!」
社長「頼むぞ!」
と、ぼく君は明日までにホームページを公開する任を受けました。。
ぼく君「そういえば、この前、スタバで意識高い系の人がAzureでApp Serviceがなんちゃらみたいなこと言ってたな。せや、登録したろ!」
早速実践
ポータル画面から「App Service」を選択して「App Service の作成」を押下します。
「基本」タブにて以下のような形でWebアプリを作成します。「SKU とサイズ」は要件にあったものをご選択ください。
「確認と作成」タブにて確認して「作成」を押下します。
例のごとくデプロイが開始されますが、2分程度で完了します。本当にお手軽です。
この時点で https://wwwwwwwwwwwwwwwwwwww.azurewebsites.net にアクセスすると以下のような画面が表示されます。wwwrootにあたります。
SSHなんかもできます。本当にWebだけで完結してしまいますね。「移動」すると root でログインされます。
PHPサイトを作成する基礎ができたは良いもののファイルをデプロイしないと公開されないので標準でFTPにてファイルをデプロイしてみます。
適当に「test.php」を作成して、FFFTPにて「概要」の情報を参考にホスト接続しデプロイします。(設定値はFFFTPのホスト作成の画面を基準にしております)
・ホストの設定名 … Azure FTP(任意)
・ホスト名(アドレス) … 上記画像の「FTP ホスト名」部分
・ユーザー名 … 「デプロイ センター」で確認したユーザー名
・パスワード … 「デプロイ センター」で確認したパスワード
デプロイ後に確認してみると・・・・。(1行目はPHPでecho出力し2行目はmarqueeで文字を流しているだけのPHPファイルです)
Hello World!!
なお、Freeプランに関しての詳細は2年前の記事ですがココが参考になります。
送信データ量に関しては「概要」から確認可能です。
その後
社長「無事、ホームページはアップできたかの?」
ぼく君「はい!バッチリです!最新のAzure環境を利用してもうバッチリです!」
社長「さすが、ぼく君は常に最先端だな!次の昇給で年収 1,000円 UP!」
ぼく君「(どこのブラック企業だよ。。)有難う御座います!」
ぼく君は委託業者の方から受け取った納品物のPHPプロジェクトファイルをデプロイし忘れてたった2行のテキストが書かれたファイルが翌日広報されました。無事、社内は炎上しましたとさ。笑
教訓:公開の際には必ずクロスチェックはしましょう・・・・。