SE(しがないエンジニア)のブログ

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Azure Filesに触れてみる

どんな時に使うものなの?

その名の通りとなりますが、Azure上に配置されるファイルストレージになります。類似したサービスとしては「Amazon S3」や「Google Drive」、「Dropbox」や「Box」などが挙げられます。「Azure Files」は業界標準のSMBプロトコルを利用しており、クラウドで完全に管理されたセキュアなストレージを提供している、とのことです。

docs.microsoft.com

簡易的な設定方法

では、早速利用してみます。[ストレージ アカウント]➡[Files]から「ファイル共有」押下します。

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右袖から出るメニューでテスト的に下記のような設定を行います。

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「filesharetest」ができたのでこちらに「接続」をします。接続のための設定が表示されます。(画像では白抜きにしてしまっておりますが実際は文字列が表示されてます)

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PowerShellを開いてコマンド実行をします、すると。

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Zドライブとして無事接続できたので試しにファイルをコピーしてみます。自環境では80MBのファイルを転送し秒で40MB程でした、回線速度にも依存しますが速いですね!

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Azure上のファイルストレージで確認すると、ローカルでコピーしたファイルが配置されております。

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このような感じで、お手軽にクラウド環境へファイルストレージを作成できます。社内の Active Directory に参加しているクライアントPCのログオンスクリプトに前述で実行したPowerShellを仕込めば、あっという間に全端末でクラウドストレージの利用を開始する・・・・なんてこともできそうですね。

getadmx.com