SE(しがないエンジニア)のブログ

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Active Directory環境下でGPOを利用してスクリーンセーバーを設定する

クリアデスククリアスクリーン!

セキュリティが騒がれるご時世に良く聞く言葉、ですがスクリーンセーバーはこれの「クリアスクリーン」にあたります。基本的に覗き見されない事を目的とする場合はWindowsの場合「Windowsキー + L」を押下してロックするのが一番なのですが。

Active Directory環境でのスクリーンセーバー導入方法

サーバ側

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名前を「スクリーンセーバー(ノート用)」にしておりますが、今回はドメインにぶら下がるPC全体に適用される形となっております。中身を編集する場合は対象のグループポリシーオブジェクトを選択し「編集」を押下。

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設定項目は[ユーザーの構成]➡[ポリシー]➡[管理用テンプレート]➡[コントロールパネル]➡[個人用設定]と辿れば見つかります。

更にこの中の「スクリーン セーバーのタイムアウト」を選択し次の画像のように構成します。

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試しにこんな感じで設定しています。と、忘れてはならないのがこれはタイムアウト値の設定だけなので「スクリーン セーバーを有効にする」と「スクリーン セーバーをパスワードで保護する」も有効にしましょう。

クライアント側

Before

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After

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クライアント側でポリシーを反映させるにはコマンドプロンプトまたはPowerShellを開いて下記コマンドを実行して下さい。

gpupdate /force

これで社内のセキュリティの経験値が1上がります!笑