「第10回 Microsoft Learn もくもく会 @品川」に参加しました
念願の初参加!
当ブログでも何度か取り上げている Microsoft Learn ですが、その Learn のもくもく会に先日初参加しました!(折角なのでお手伝い枠で参加させて頂きました)
ちなみに、Learn で初投稿した記事は下記をご参照下さい。
【Azure Studies その13】Microsoft Learnをはじめてみる(最終更新日:2019-08-25) - SE(しがないエンジニア)のブログ
お手伝い枠レポ
12:15頃にマイクロソフト@品川の2Fに到着するよう向かいました。主催者の akiyoshi さんと初対面、また同じお手伝い枠で参加されていた KentaroHigashi さんとも合流。Twitter 他では何度か交流があったのですが、いざリアルで会うのは少し緊張でした。笑
ただ、2人ともとても気さくな良いお方で初お手伝い枠の私に手ほどきしてくださいました。感謝です!(ちなみにお二人は当もくもく会を第1回から皆勤賞らしい)
12:30から30分程度、2Fでゲスト用の入館証を配っていました。当日参加される方にご挨拶できて良かったです。
当日は上記の M365 Dev. Bootcamp やら SQL Server 2019 勉強会、Returnship Program等、様々なイベントが催されていたようです。他所でも Java 系の大きなイベントがあったようで雨の中ながらイベント Day の1日でした。
会場やらもくもくの様子やら
会場は 31F VIP ROOM!「悦」に浸れる部屋でした。。
こんな部屋でもくもくできるなんて捗る他ないですね!ちなみに、13:15頃から各自の目標を話し合う時間があり、私は下記モジュールの完了を目標にしました。
C# の最初のステップ - Learn | Microsoft Docs
関連する中で最終モジュールは駆け足になってしまいましたが、無事8モジュール完遂できました。C# は今後も勉強を続けたいと思います。C# は私以外にも1名目標にされている方がいらっしゃいましたが、それ以外の方は Azure がメインでした。
冒頭にも記載しましたが、部屋が部屋だけにガッツリと集中して学べました。12月はスキップとのことでしたが、来年1月も予定が合えば是非参加したいと思います。
その後は懇親も兼ねた食事会(夕食)へ
8名の方が食事会に参加されていました。今回は(今回も?)同じビルのエリア内の下層階にある大戸屋にて開催でした。大戸屋は久々に行ったのですが、メニュー頼むときがタブレットになっていたり、レジが無人レジになっていたりで浦島太郎的な感じになりました。。笑
食事会自体はそれぞれ異なる職場で働いていることもあり、交わす会話も様々で楽しかったです!
その他レポへのリンク
と、単なる日記みたいになってしまいましたが、私が書くより詳しいレポをご紹介致します。
第10回Microsoft Learnもくもく会を開催しましたレポ #mslearn - LT風味
主催者の akiyoshi さんのレポです。アンケート結果も公開されています。
Microsoft Learn もくもく会に参加しました(※ 注意書き有 - Hejdaの見る夢
この記事は中を見てから、ということで必見です!ワイの薄っぺらい記事よりふんだんに濃厚な内容が詰まっています。
【雑記】I-O DATA EX-LDGC252STB(24.5型 液晶モニター)のレビュー
どうしてもどうしても欲しくて念願の!
液晶モニターを購入しました。まだ、来月があってちょっと気が早いですが、今年一年頑張ったかな、と思いついついです。購入した機種は表題件にもありますが I-O DATA の EX-LDGC252STB です。
ゲーミングモニターが購入したかったわけではないものの、PS4 を所持しておりいざプレイするとなると、やはり応答速度が速いものが!とこだわってしまいました。ちなみに、このモデルは前モデルが Amazon でも評判が良かったので、今月 11/12 の発売にも関わらず前評判を見ずに勢いで買ってしまいました。笑
実際の使い心地は?(PCにて)
本来の利用法のメインはこちらです。自己紹介の環境でも記載している通り、メインが Full HD の 13.3型液晶なのでどうしても外付けで大画面(とはいっても 24.5 ですが)が欲しかったです。
一部画像は切り抜いていて若干モアレもかかっている関係で分かりにくく申し訳ありません。ただ、生で普通に見ている分には発色がよく、特段設定をいじらない状態でも目には優しいです。カメラ越しでモアレを防止するには撮影する方向に対して軸を少しひねるとよいようです。初めて知りました!
机全体の外観は撮影していないのですが、27インチを今回購入していたら圧迫感が酷かったかもしれません。。
当モデルは変に圧迫感がないという意味でもオススメです。
これは Visual Studio Code で Python スクリプトを表示した画面です。下にチラッと見えているのはスマホで、溝のところに横向きで置けます。今後は C# の勉強をしていこうと思い、IDE 等を大きめの画面で写したかったので最適です。
実際の使い心地は?(PS4 にて)
PCの時と同じく発色は良いです。アニメーションに関しても滑らかです。変にいじらずとも、そのままで十分そうです。これを機に自分の部屋でゲームができるようになるので本格的にやり始めたら、またレビューを追記します。
当モデルは HDMI を 2 Port 備えているので PC / PS4 の2台体制運用は特に問題ないです!
総論
当初は同インチ帯のものを中古で1万円程度で購入しようと思っていたのですが、もう数千円上積みすれば新品の応答速度の速いモデルが購入できる、と思い踏み切りました。踏み切りは間違っていなくて良かったです。大満足です。I-O DATA の回し者ではありません。笑
追記(Appendix)
2019/11/27
ノートPCの復帰以降、なぜか外付けモニタの当モニタがピンク色ががる現象が発生、まさか初期不良か・・・・というところを疑ったのですが、電源ケーブルの抜き差し(放電)で復旧しました。最初、HDMI ケーブルの抜き差しでは直らなかったので少々焦りました。
2019/12/18
ピンク色以外にも縦線(ぽい)ものが入る現象がたまにですが発生していたのでHDMIケーブル自体(元挿していたのは古かった)を交換しました。交換して以降は現状発生していないので相性問題だったのか。今後も発生するようであれば年始にでも修理に出す予定です。(古いHDMIケーブルは現在 HDMI 2 としてPS4に挿していますが現象は発生せずです)
2020/01/09
Google Search Console を確認する限りでは当記事が非常に人気のようで有難い限りです。が、しかし、相変わらず問題が発生しているので本日問い合わせました。個体での問題かとは思いますが、また進捗がありましたら報告致します。
2020/01/20
結果的には新品への交換となりました。現在、修理部品の納品が1ヶ月待ちにもなるということからの打診でラッキーでした。今後の参考として何故壊れていたのかは知りたいところですが、交換した方では現象が再発していないようです。ひとまずは問題のある個体を掴んでしまった、、という結果でした。
Subversion リポジトリにてサイズ順リストをワンライナーで取得する(Linux にて)
ちょっとした Tips です
世間的には Git を利用している企業が多いかと思いますが、未だ根強いところを見せている Subversion での Tips です。ニーズあるか微妙ですが。笑
別の良いやり方があったら教えて下さい!
コマンド実例
# svn list --verbose --recursive http://sample/test | awk '{if($1>=nnnnn && $3 !~ /月/) printf "%-10s %10s %10s %10s\n",$1,$2,$3,$7}' | sort -r -n -k 3 > /tmp/svn_list.txt
・「http://」部分はURLのサンプルなので適宜修正ください
・「$1>=nnnnn」部分はリビジョン番号の指定がありましたら(あるリビジョン以降)
・「$3 !~ /月/」部分はディレクトリを除外するためです
・「printf」部分の「%10s」は表示の成形のためです
・パイプ後の「sort」に関しては容量を降順で表示するためです
・「$1」リビジョン番号、「$2」コミット者、「$3」サイズ(byte)、「$7」ファイルパスです。
以上で、以下のようなリストが取れます。(あくまでも表示イメージです)
99999 test1 1532928 test1.txt 99999 test2 957952 test2.txt 99999 test3 389952 test3.txt 99999 test4 140682 test4.txt 99999 test5 129536 test5.txt
短いですがこんなところで。
おまけ
ワンライナーのネタでお役立ち Tips が Qiita に上がっていたので共有致します。
Uno Platform で Hello World !!
Uno Platform とは?
「Uno」と聞くとあの有名なカードゲームくらいしか思い浮かばないのですが、この「Uno( Platform)」はクロスプラットフォーム開発環境であり、近しいところでいうと Xamarin がこれにあたります。
つい最近、Twitter のタイムラインで流れてきたので気になって検証してみました。
必要なもの
Windows 10 と Visual Studio 2017(15.5以降) が必要とのことで、この「Windows」というのがミソ、現状では Visual Studio for Mac には対応していないようです。
開発環境の構築より
Uno Platform の利用に際して
・UWP開発(ユニバーサル Windows プラットフォーム開発)
・Xamarin(.NET によるモバイル開発)
が必要で更に Web アプリ開発に関しては
・Webアプリ(ASP.NET と Web 開発)
のワークロードのインストールが Visual Studio 2019 導入時に必要です。その前提でまずは「Uno Platform Solution Templates」を Visual Studio にインストールします。
環境が整った後は下記のような流れになります。
このメッセージを見て気づいたのですがWebアプリ部分は WebAssembly が絡んでいるようで。以前はC#が「そのうちサポート」というステータスだった気がしますが、このようなところに既に食い込んできたところを見ると進歩を感じます!
(注)Visual Studio をセットアップしたての場合はこの後にメッセージ出るかも?
正常に立ち上がった場合の構成は上記のような感じです。「.Droid」が Android アプリで「.iOS」が iOS アプリ、「.Shared」が共有プロジェクトで他の4つのプロジェクトへのマージをします。「.UWP」は UWP アプリ、「.Wasm」が Web アプリです。
実はソリューションが立ち上がった時点で「Hello World」はデバッグ出来る状態なのでそれぞれ試してみましょう。「TestApp1.Shared」直下の XAML ファイルを開いた上で確認します。
これは「UWP」でのもの。
これは「Android」でのもの。(縦長なので上半分のみ)
これは「Web」でのもの。今回は「iOS」を割愛しておりますが、実際は4プラットフォームで反映されます。
ちなみに、XAMLを開いたままホットリロードが可能なのは現状「UWP」のみで、他のプラットフォームに関しては Uno Platform 2.0 で対応予定とのことです。ホットリロードが各プラットフォームで対応すればクロスプラットフォーム開発がかなり捗りそうですね。
振り返りとして、各プラットフォームにおいての基板部分の構成は上記図のような構成みたいです。UWP 以外は大元で「mono」と呼ばれるソフトウェアを利用しております。
その上で iOS と Android は「Xamarin」を通して3つのプラットフォームは Uno Platform を通します。前述の CodeZine の最終ページにも記載されておりますが、「Uno Platform が対応済みの範囲なら、動く!」ということでまだまだ成長段階のクロスプラットフォーム開発基盤ですが成熟する頃には C# + XAML + Uno Platform がスタンダードになっているかもしれません。そういう意味でもウォッチを続けようと思います。
しかし、、かくいう私は C# 初心者なので、最近 C# 界隈がアツいこともあり、今後は C# の独習にも力を入れていこうと思います!
追記(Appendix)
2019/12/23
追いかけている WebAssembly 技術が絡んでいるということもあり、Uno Platform は目が離せない状況です。実は技術書典8にて有名なお三方が Uno Platform に関して同人誌を出すようでコレは購入したいところです!(現地に赴けるなら赴きたい・・・・。)
Windows 10 November 2019 Update(1909、19H2)がリリースされました ※随時追記中(最終更新日:2019-11-19)
いつの間に半期に一度のアップデートに
ついこの前、1903の記事を書いていたような気がするのですが、もうあれから半年近く経ってしまったようで・・・・時が経つのは早いものです。
www.btsn.xyzちなみにですが、今回の1909の主なアップデート対象は下記が参考になります。
ITmedia の記事の通り、機能・仕様面の大幅な変更はなく利便性を上げるための改善が中心となります。そういう意味ではすぐに飛びつく内容ではないのかな、とも思います。ちなみにですが、これと同時に1803(April 2018 Update)のサポートは終了となります。
対応手順
11/14(木)現在では公式ページを確認する限り、MediaCreationTool からのみがアップデート可能な状態のようです。(上部は May 2019 Update のまま)
[ツールを今すぐダウンロード]をクリック。
ダウンロード後に「MediaCreationTool1909.exe」を実行。
暫く待って上記画面で[このPCを~~]を選択し[次へ]を押下します。
ダウンロードを暫く待ちます。
ライセンス条項画面で[同意する]を押下します。
更新プログラムのダウンロードを待ちます。
この画面まで辿り着いたら[インストール]を押下します。PC数台をアップデートした感覚ではスペックにもよりますが1~1.5時間もあれば完了するかと思います。
アップデート後のバージョン情報画面です。
インストール前・インストール後の気づき等
・1909へのアップデートはウイルスバスター(Corpクライアント)が導入されている状態でもインストールまで辿り着けました
~~~~~ 記事を更新したつもりが飛んでいました(追記) ~~~~~
・タスクバーの時計からカレンダーを表示するとスケジュールが直接入力できるようになったようです
・1903の時と同じく VirtualBox を利用している環境だとVMの立ち上げ時に BSoD になります。Hyper-V との競合のようなので「bcdedit」コマンドでオフにします。(再掲)
bcdedit /set hypervisorlaunchtype off *コマンド実行後は再起動が必要です!
・物凄い微妙な差?なのですが、エクスプローラ等を開いた際のアドレスバーの縦幅が変わった気がしました。個人的には見やすいです。
その他、随時追記していきます。
追記(Appendix)
2019/12/19
1909 に関して WSUS の「製品と分類」に出ないなぁ、と思っていたのですが下記の記事の通り、「Windows 10, version 1903 and later」に含まれるとのことです。(累積更新プログラムが共通なため)
2020/06/01
当記事の追記としてはふさわしくないのですが 2004 系記事を上げていなかったのでこちらに。ついつい忘れるのですが 2004 アプデ後に VirtualBox 立ち上げで BSoD。Hyper-V 自体は無効化しているのでいつものコマンドを実行しておきましょう。(当記事の文中にあるのでコマンドの再掲は割愛致します)
「多様性のある職場での効果的なコミュニケーションの取り方とパフォーマンス(成果)の上げ方」に参加しました
このイベントに参加したキッカケは?
自社内に現在1名、外国籍(スリランカ)の同僚がおり、また、自分自身は直接関連することはないのですがオフショア開発が盛ん・親会社がグローバル企業など「多様性」に触れる機会が多くなった為、学びで参加しました。
ちなみに、メインのスピーカーは企業コンサルタントのロッシェル・カップさんとマイクロソフトでご活躍されている千代田まどか(ちょまど)さんでした。後述もしますが共著の本はこちら!(購入しました)
コミュニティ(TACO)について
TACO と聞いて「蛸」を想像してしまうのですが実際は「Tokyo Agile COmmunity」の略です。(とはいえ、コミュニティのキャラクターは蛸っぽい。笑)
そこではじまりとして「アジャイル」とはなにかという話から。昨今のソフトウェア開発ではこの手法が取り入れられ始めており、実践しているかは別として言葉としては業界に浸透してきた感があります。下記の Pivotal 社の内容が参考になります。
ただ、多様性といっても外国籍の方とのやり取りだけが多様性ではなく同じ国籍でも多角的な視点でみると「アイデア」・「価値観」・「働き方」等々、多様性の要素は様々です。
アジャイルの概念においてこの多様性を相互理解し合うことが重要であり、より早いサイクルのイテレーションをうむ土台を作成します。ここからは本題に入ることになります。
(注)アジャイルに関して説明を入れて下さった方は Gregory Fontaine さんという Agile Coach の方でした。日本に来日して3年なのにワイより日本語上手い。。
Grégory Fontaine (@fontgregory) | Twitter
本題に入る前に「多様性」がもたらす効果を何件か
ここ数年でこの「多様性」という言葉をよく聞くようになり、実際に企業にどんな効果をもたらしているのか、という具体例が挙げられました。その一部を。
・マッキンゼーが発表したもので2015年のものです
【国際】マッキンゼー・アンド・カンパニー、ダイバーシティの重要性について言及 | Sustainable Japan
・カタリストの報告より(PDFファイルです)
ロッシェルさん・ちょまどさん共著の漫画より具体例を何件か
今年の3月に発刊された著書『マンガでわかる外国人との働き方』から何件か具体例を挙げつつ話は進みました。
・誤解される曖昧な表現
納期限の3ヶ月を1ヶ月に縮めてくれとクライアントに言われた際に「I'll do my best.」と回答してしまった。断ったつもりが肯定的に捉えられてしまった例。「ノー」というメッセージは明確に伝えないといけない。
・あくまで他人の面子は守りましょう
石頭(いしず)(会場爆笑)という日本人の部長が今すぐ必要なファイルが移動されたのに怒り、ベトナムから来ていた開発部のメンバを皆のいる前で怒った件。これは国の違い、文化の違いによりストレートさに敏感な文化があるといった振り返り。このシーン、日本企業あるあるですね。特に体育会系企業において・・・・。
・「英語が苦手」は恥ずかしくない!
ある二人が英語で楽しそうに会話している中で目が会ってそのうちの一人が話しかけているけどなにを言っているか分からない。「Nice」と相槌をうつも話の腰の骨は折れないし・・・・と分からぬまま進めていたら実は重要な内容が会話の中に含まれていたというオチ。ビジネスする人間としても当たり前な話でもあるのですが「分かっていないのに、分かっているふりをするのはだめ」ということです。
その他、挙げられた例でマイクロソフトでは会議で発言しないと次の会議に呼ばれない、という話は比較的有名です。これは「時間を返すね」というサインで返された時間を別の生産的な行動に取り組むという流れになります。この辺も日本的な企業とは異なるところです。
質問タイム(Twitter #TACONov2019 より発言をピックアップしました)
・「締め切り」に関する意識の違いをどう埋めるか
➡間に合わせる為に残業、これは違う。「なんでもかんでも残業」は良くない。残業を発生させないためにリソースの見直しを行う他、考えられることは多くある。(ただし、単純なリソース追加では上手くいかないことも。)
➡更に残業に関して残業はアジャイル的ではない
➡なぜ、この日まで必要か、数字でインパクトを説明する。これは真似をしたい。
・「多様性」の形成のしかた
➡グロースマインドセットとして「他社を受け入れる」・「違うと思ったときは一緒に考えよう」
➡チームスピリットをつくる、そのためにゲームを駆使する。
➡諦めずに小さな一歩を踏み出す。小さなステップでも歩み続ける。
➡価値判断はやめてフィードバックをすることが重要。フィードバックが少ないと退職のきっかけになりうる。
➡日本人は言わなくてもわかるでしょ文化(阿吽の呼吸)が強い。どんなささいなことでも褒めるのは重要。
記念撮影後に共著本の即売会!
記念撮影を撮り終えた後に冒頭の共著本の即売会が開始されました!本日の内容がとても興味深く勉強になったこともあり購入させて頂きました。(+サインも頂きました、有難う御座います!)
ロッシェルさんもちょまどさんも一人一人の方と丁寧にお話されていて、ただただ感心してしまいました。(ちょまどさんにかけてたメガネ(≒ブルーライトカット)の話に触れて頂き、普段はちょまどさんもブルーライトカットを利用されているようで意外な共通点でした。笑)
また、本日のイベントのハッシュタグで一番ツイートした方に本をプレゼントするという企画があり、マイクロソフトのかずきさんが集計して下さいました。お疲れ様でした!
#TACONov2019 のツイートカウントは Microsoft Flow でツイートを Excel に書き出して、Excel でピボットテーブル作って集計してました。 pic.twitter.com/Pby8oqwQHf
— かずき(Kazuki Ota) (@okazuki) November 13, 2019
この辺でさりげなく Microsoft Flow を利用してシステムをサクッと作り上げてしまうところにこれまた感心してしまいました。
また、日が合えば TACO のコミュニティのイベントに参加させて頂きたいなと思います。
プリザンターを利用して LDAP 情報と連携する
プリザンターって何?から。
まだまだ、馴染みの薄いプロダクトだとは思うのですが国産オープンソース(!)の Web データベースになります。ちなみに、当ブログでも以前、セミナーに参加した記事を1本あげていたりします。
Pleasanter(プリザンター)のセミナーに参加しました on July 25 - SE(しがないエンジニア)のブログ
競合製品としてはお高いところでいうと「Salesforce」になるのですが中小企業でそれなりのユーザで利用するには手が届かず。またはお手頃なところでいうと「kintone」になるのですがこれも総額で考えると決して安くはない。かつ、カスタマイズも痒い所に手が届く、までは行かない感じで。(自分が知らないだけかも。。)
そんなこんなで今年5月の見本市で見つけたのがこの「Pleasanter(プリザンター)」でした。前述の通りOSSなのでベースは無料、ノーサポートでも構わないなら基本は完全無料!という恐るべきプロダクトです。しかも、OSSということもあり、C#で開発されたソースが github に上がっているから驚き。
GitHub - Implem/Implem.Pleasanter: Pleasanter | Business application platform
(注)C#はコア部分なので改造してしまうとサポートが受けられません
プリザンターのいいところ
・基本的なテーブル構成(単純な表)を作成するだけであればノーコードで対応可能
➡kintone もそれをウリとしていますが私感ではプリザンターの方がとっつきやすかったです
・(Excelと比較したらですが)読込がとにかく早い!
➡全てが Excel のシステムで集計しているとファイルの Open・Close のオーバヘッドが凄い・・・・。(今時なら PowerApps とか別のものを使うのでしょうが。。)
・APIが豊富で他システムとの連携が可能
➡自社の場合は勤怠管理の為に Pittouch Pro 2 というタイムカードの機械と連携させてます(Pittouch でスキャン→PHP実行→Pleasanter のAPI実行)
・多少のカスタマイズ(力技も可能?)であれば jQuery を利用した「スクリプト」と CSS を利用した「スタイル」で変更可能
➡JavaScript が分かるユーザであれば単純な表にとどまらないカスタマイズが可能です
プリザンターのうーんなところ
・ポータルトップページ機能やバッジ機能など利用するユーザを基軸にしたページ構成にしてほしい(強く望みます。笑)
➡かなり利便性が高まると思います
・まだまだ発展途上というところもあり、細かいところで痒い部分に手が届かない。
➡Github に上がっているドキュメントだけでは把握できない仕様もあります
本題の LDAP 情報の同期
社内に Active Directory を構築している場合は LDAP 情報と連携可能です。設定につまずくところがあると思うのでサンプルとして情報共有します。なお、パラメータ設定値の仕様は下記URLに記載されております。
パラメータ設定:Authentication.json · Implem/Implem.Pleasanter Wiki · GitHub
{ "Provider": "LDAP+Local", "ServiceId": null, "ExtensionUrl": null, "RejectUnregisteredUser": false, "LdapParameters": [ { "LdapSearchRoot": "LDAP://(servername + domainname)/dc=(domain),dc=(domain)", "LdapSearchProperty": "sAMAccountName", "NetBiosDomainName": "(netbios domain name)", "LdapTenantId": 1, "LdapDeptCode": "departmentNumber", "LdapDeptCodePattern": null, "LdapDeptName": "department", "LdapDeptNamePattern": null, "LdapUserCode": "employeeNumber", "LdapUserCodePattern": null, "LdapFirstName": "givenName", "LdapFirstNamePattern": null, "LdapLastName": "sn", "LdapLastNamePattern": null, "LdapMailAddress": "mail", "LdapMailAddressPattern": null, "LdapSyncPatterns": [ "(&(ObjectCategory=User)(ObjectClass=Person))" ], "LdapExcludeAccountDisabled": true, "AutoDisable": true, "AutoEnable": true, "LdapSyncUser": "(ex) Administrator)", "LdapSyncPassword": "(administrator password)" } ] }
書き換える部分はそこまで多くないと思います。例で「test.local」(+サーバ名は「server」とする)のようなドメインの場合。
Provider … 「LDAP+Local」とすることによりLDAP認証で失敗した場合にローカルユーザでの認証になります
LdapSearchRoot … LDAP://SERVER.test.local/dc=test,dc=local となります
NetBiosDomainName … TEST となります
LdapSyncUser … 基本は Domain Admins の権限を持つメンバー?
LdapSyncPassword … 「LdapSyncUser」で設定したユーザのパスワード
その他は環境によりけりなので最低限、というレベルではありますがお役に立てましたら。あとは、設定後に IIS を再起動して下記のような環境に合わせたURLにアクセスすれば問題ありません。
PowerApps を Community Plan からはじめよう
PowerApps とは?
下記のマイクロソフトのページで詳しい説明がありますが、ざっくりとした説明では「プログラミングの知識を必要とせず、視覚的な設計画面や分かりやすい関数群でクロスプラットフォームの業務アプリを作成できるサービス」といったところでしょうか。
Twitter のTLで Excel の開発者40人に対し PowerApps の開発者は1500人というTLを拝見しました、ナデラ氏が Power Platform に力を入れているというのも頷けます。
Power Platformに対してMSが本気出してないと思っている皆さんに事実をお伝えしましょう。#Excel の開発部隊は40名なのに対して、Power Platform(#PowerApps #PowerAutomate #PowerBI #PowerVirtualAgent)は1,500人です。すぐに消えるサービスじゃないですよ。ちなみにまだ増えていってます。
— Taiki Yoshida | Microsoft (@TaikiYoshidaJP) November 12, 2019
以前のブログ記事(第22回 Jazug)でも記載した通り、今後2024年にはローコードによるアプリケーション開発が65%にのぼるというデータからも今後伸びる一途であろうというのが分かります。
そんな PowerApps をまずは試用してみたい
という興味が湧いていることもあり、Community Plan のことを見かけました。
https://powerapps.microsoft.com/ja-jp/communityplan/
1名のユーザー使用やアプリを共有できないという制限はありますが、その他の機能は基本制限なく利用できるようで PowerApps の世界を経験するには非常に有難いプランとなっております。
リンク先の画面上部より[無料で今すぐ開始]を押下。
Gmail では弾かれたので勤務先のメールを入力してみると・・・・。
となったのでここは素直に[サインイン]を押下。次の画面でサインインを行うと。
チェックボックスに関しては任意のようです。その上で[開始]を押下。
国の選択は初期値では「United States」が選択されていたので「Japan」に変更、チェックボックスは任意で後[同意する]を押下。
あっという間に PowerApps のホームが表示されました!
今回は Microsoft アカウントを持っている前提でしたのでそうでない場合はもう少々時間がかかる可能性がありますが、1時間もかからないと思います。
まずは色々といじって、何ができるのかを見てみようかと。
追記(Appendix)
2019/12/12
Power Platform 界隈の有名な @R_t_A_n_M さんと @ma_0336 さんが共著の『できる Power Apps(特別版)』がなんと無料で配布とのこと!早速ダウンロードさせて頂きました。(情報入力は必要です)
お!ようやく出ました!
— りなたむ || RYOTA NAKAMURA (@R_t_A_n_M) 2019年12月12日
私と @ma_00336 さんが監修した、できる #PowerApps ぜひご覧になってみてください! https://t.co/LmOqPcFHoN
年末年始に早速勉強しようと思いまする。著者のお二方に感謝です。m(_ _)m
Microsoft Ignite 2019 振り返り
Microsoft Ignite とは?
アメリカのオーランドで 11/4~11/8 に行われたその名の通りマイクロソフト社が主催の開発者およびITプロフェッショナル向けの年次会議です。
また、当イベントをベースとし最も人気の高いコンテンツを選りすぐったツアーが全世界の30都市で Microsoft Ignite The Tour として開催されます。
Microsoft Ignite The Tour 2019-2020
私は 12/5・12/6 に開催される Tokyo の登録を行いました。Twitter 上で見つけた参加特典?のお話なのですがこんなのがあるそう、必見ですね!
Ignite と Ignite The Tour 参加者は、参加から6か月以内であれば、MS の認定試験を1つだけ無料になるみたい。https://t.co/6MELDGYhBJ
— こんごー (@kongou_ae) November 3, 2019
ちなみに、マイクロソフト社の社員の方や Microsoft MVP の方が多数 Twitter でつぶやいて下さっているのと良くまとまったブログもありますので私個人は挙げられた注目のサービスとまとまったブログのご紹介をするにとどめます。
今月の Jazug は2本目のセッションが現地へ行かれた方のセッションなので非常に楽しみにしています。(+ 1本目のAKS のセッションも非常に興味アリ)
注目の数々!
Azure Arc
下記のお馴染みサイオスさんの記事が良くまとまっています。本日の記事で挙げるものは基本的にサイオスさんのものと被ってます。笑
ざっくり説明としてはマルチクラウド環境を統合管理(パッチ適用・自動アップデート)できるサービスです。まだ、プレビュー版でこれから随時機能拡張されていくのかと思われますが、先日発生した AWS の障害も踏まえて、今後マルチクラウドへの需要が高まっていくところを上手く見据えたサービスといえそうです。
Azure Synapse
このタイトルだけだと何のサービスかイマイチよく分からなかったのですが、SQL Data Warehouse を拡張したサービスのようです。
[速報]マイクロソフト、「Azure Synapse」発表。BigQuery対抗の大規模並列データ処理サービス。Ignite 2019 - Publickey
テラバイト・ペタバイト級のデータを扱う場合は今まで Google GCP の Big Query が最有力候補でしたがそれに対抗するサービスとして今回発表されました。今回のデモでは攻めたデモで Big Query で11分かかったものを Azure Synapse がたった9秒で検索してしまうという結果でした・・・・恐ろしい。クラウド専用としてアーキテクチャが構築されており、スケールアウトへの対応も万全なようです。(≒コスパも高い)
Power Virtual Agent
チャットボットがコーディングレスで作成できてしまうサービスなようです。今後、世の流れとしてはエンジニアでない職種の方も簡単に機能を構築できるような方向に変わっていきそうです。そんな中で発表された当機能。Azure Bot Service との切り分けは後ほど調べようと思いますが、コーディングレスという点から考えるとかなり簡易的なチャットボットが作成できる、という位置づけでしょうか。
Qiita の当記事は Ignite で当機能が発表されて割と間もないうちに書き上げられてました。とてもステキです!
Power Automate
前述のサイオスさんのブログでも「一番衝撃的」と書かれていましたが、私個人もこの発表が一番個人的でした。まさか、マイクロソフトが RPA に参入してくるとは、という印象で。WinActor や UiPath が有名どころですが Office 製品と親和性の高い(というか知り尽くしている。。)マイクロソフトの RPA となれば完全なる目玉の製品(機能)になるかと思います。
機能としては既存で存在する Microsoft Flow(さまざまなサービスを GUI で組み合わせてタスク自動化する) にユーザーインターフェース操作を自動化する(RPA)技術である「UI Flows」を追加したものです。Web ブラウザの操作記録に関しては「Selenium IDE」を利用するそう。
Power AutomateのUIフローを試してみました。 | 初心者備忘録
早速、機能を試されている方もいらっしゃるようです。
Visual Studio Online
もはや、Visual Studio もローカルではなくクラウド上で起動する時代になってしまったのか・・・・という感じですね。こちらも Power Automate に引き続き、衝撃的発表の内容のひとつです。
Visual Studio Online | サービス詳細 | Microsoft Azure
クラウド全般にいえることですが「利用したいときに利用したい分のリソースだけを利用する」という流れにあったサービスで Visual Studio Online もこれまた然りです。また、iPad のようなタブレットでも当サービスが利用できることを考えると「開発環境はもはや PC デバイスだけではない」という構図にもなります。そんな意味で衝撃的な発表内容でした。
Project Silica
サービス、という観点ではないのかもしれませんが個人的にそそられた発表で Project Silica という研究プロジェクトというものがありました。煮ても焼いても喪失しない石英ガラスデータ記録技術ということで利用目的としては「コールドデータ」(≒長期間のデータ保存)になりそうです。歴史を習っていて昔の書が発見されるのも凄いことなのですが、今後500年や1000年後にはこの石英ガラスが発見されて「昔の人はこんなことしてたのか」というのをデジタルデータのアーカイブで閲覧される、というのもまた凄いことですね。笑
何となくのまとめ
Big Query との比較が入った Azure Synapse や まさかの RPA 分野への参画となった Power Automate 等、満を持してのサービス発表が多かったような気がします。Azure は AWS よりは後発なのですが結果として AWS も 代表的なサービスである EC2 で マイクロソフトの Windows を利用しているわけで結果後追いでも巻き返せる算段はあるのかもしれません。RPA 分野も親和性の高い Office 製品を武器にすれば勢いは留まることを知らないことになりそうです。(持ち上げ過ぎ?)
とはいえ、Azure Arc のようなマルチクラウド環境を下支えするようなサービスも発表されたりと違った側面を見せ、今回の Ignite はとてもよいプロモーション活動になった気がします。
個人の課題として、来年は勿論本国で開催されるイベントへの参加は難しいわけですが、発表された内容をいち早く試してみるというレベルまでは持って行きたいところです。
その他のオススメのリンク
下記は最終日までを含め、要点要点をピックアップしてくださっており Ignite で何が発表されたんだろう?を知るにはとてもオススメです!
クラウドのデザインパターン
Kubernetes ネタは一休みして
先日のブログ記事として Kubernetes(AKS) を学ぶ旅として その11 までアップしましたが、コンテナオーケストレーションネタは少しお休みしてその他 Azure ネタに戻ろうと思います。
クラウドのデザインパターンとは?
私の場合、普段の実務でクラウドを扱うものが殆どない(あっても SaaS くらい)のでクラウド上でどのように設計すれば良いのかの導きがありません。ただ、今時は(Azure に限らず)各パブリッククラウドでやさしめのドキュメントを公開してくれています。Azure の場合は下記の通り。
AWS の場合は図説もあり非常に分かりやすいです。各実装に関しても表面部分ではありますが言及しており、当ドキュメントを拝読するだけでも簡易的な部分まではシステムが組めそうなくらいです。
ちなみに、GCP の場合は同じような検索キーワードでかけてもドキュメントらしいものは見当たりませんでした。この辺は Azure や AWS の方が充実していそうな。
クラウド設計パターンを拝読しての今後
どんなシステムを組んでいきたいかにもよりますが、基礎として知っておきたいものは下記の通りで。
https://portal.azure.com/#allservices より
コンピューティング
・・・ 過去記事でも挙げておりますがこれは押さえておきたい
・・・ これまた押さえておきたい基礎のキ
ネットワーキング
・・・ DNS機能により宛先サーバーの振り分けを行う
・・・ セキュリティで保護されたスケーラブルなエントリポイント
・・・ キャッシュできない動的コンテンツの動的サイトを高速化
WEB
・・・ 現状はプレビュー、マイクロソフトさんも力を入れている分野なので。
コンテナー
・・・ 折角学んだので継続して習得
データベース
・・・ これも以前、記事に挙げたものの深く知りたい。
分析
・・・ AI・機械学習関連ということで時代の流れに合わせて
AI + MACHINE LEARNING
・・・ 「Azure Databricks」と同じく
ID
・・・ Azure の ID 基盤として確実に押さえておきたいもの
DEVOPS
・・・ 「DevOps」は時代の流れに合わせて押さえておきたいキーワードなので
と、ザッと挙げてみたものの、これに限らず(各機能の)記事はアップしていく可能性があります。6月末頃にサブスクリプションを取得しまだ4ヶ月少々なので覚えることにキリはないですが地道に習得していきます!